恋は雨上がりのようにを見てきて
恋は雨上がりのようにを見て来ました。
映画を先に、後からアニメを少し見た形になります。
アニメや原作とは大分違った雰囲気です。
ビジュアル的には主人公・あきらのキャラを忠実に再現しながらも、むわっとしたエロスは引込められています。
「実写でおじさんと女子高生の性的な香りがムンムンする恋愛を描いたら引くだろう」
個人的な見どころは大泉洋の本だらけの部屋や、あきらが陸上に復帰するまでの過程でしょうか。
それぞれに良い友人がおり、立ち上がる後押しをしてくれる所がまた良かったです。
あらゆることで落ち込んだ人が見ると…得るものが相当多いかもしれません。
レイトショーだったので、帰りのエレベーターでいわゆるヤンキー風味の夫婦が
「いい映画だったな」と感動というより…感心していたのも印象的でした。
若いあきらを陸上に戻す手助けになった人物は多いですが
年齢的に交友が限られてくる店長を助けるのは、友達のちひろのみ…と見せかけて
ラストに濱田マリちゃんが小説を読みながらニコニコしていたのは大変良い演出だったと思います。